レザーブランドって世の中にはいっぱいありますし、バッグや財布、小物もお店に行けばそれれはもうホントに沢山ありますよね。

しかも最近では個人作家さんも、販売のハードルが下がっている事もあり沢山いらっしゃいます。

買い物をする方にとっては、選択肢が沢山あった方が良いので環境としては素晴らしいのではないかな?と
とりあえず思うのですが、実際買いたいものを探してみると、商品は多くても選択肢はめっちゃ少ないのが現状だと思います。

私は革でモノを創る仕事をしていますが、仕事にする前はレザーアイテム好き人間なので欲しい商品をい探したりもします♪

言葉で言える事って言葉でしかないので、できれば実際に商品を目にして手で触れて、出来れば時間を共に過ごしていただければ
感じる事があるのだと思いますが、どういう想いで、何を考えて商品を製作しているのか知っていただければと思って書いて見ました〜

ちょい長な文章ですが、お付き合いいただければ幸いに存じます。



m.rippleは5年・10年と、使う程に美しく育っていくバッグや財布・小物を製作しているレザーブランドです。

そんなレザーアイテムを作り続けていますが、その為に必要な事が3つあります。

【デザイン・設計】【仕立て】【革】

それぞれについて、m.rippleでの取り組みです。

【デザイン・設計】
芸術品ではなく実用品なのでなかにモノを入れた時に、そしてそれを使用している時に美しくある為の設計をしています。
財布なら、カード・コイン・お札をしかるべき処に、しかるべき量を入れた時に美しくあるべき。
バッグなら、荷物を入れて人間が持った時に美しくあるべきと。

その為にまずは革の特性を理解する必要があり、そして時間の経過と共に美しいシルエットを生み出すラインを持ったパターンをひくこと。

デザインしているのは形そのものではなく、育っていく時間そのものであり、そこで感じる心模様をデザインしています。

空気感をその商品はもっているか?
佇まいを感じる事の出来る、日本的感覚・美意識をデザインとして商品に落とし込んでいます。


【仕立て】
「神は細部に宿る」と私は考えています。
ただ縫い合わせるだけの縫製ではなくステッチが、その一目一目がデザインであるような、美しい仕立てである事に重きをおいています。
革の断面の角度、組み立てていく時の力の入れ具合、寄せ具合。
これらすべて、手作業で指先の感覚を感じて革と向き合う必要があります。
これら一つ一つの作業が、5年後の美しさを作っている大きな要因の一つであると言えます。

また、5年・10年と美しくなり続けるのに耐えうる仕立てが必要になってきます。
また修理をあらかじめ想定した構造である事も必要になってくるでしょう。
メーカーで13年、モノづくりに携わってきたおかげで、どこがどういう風にダメージを受けやすいのか。
時間の経過と共に必ず訪れる痛みに対する修理にも、既に対応して製作しております。


【革】
経年変化を存分に楽しめる素材を選別し、それを適材適所に最適な状態で使用する事で革の醍醐味を楽しむ事ができます。
またm.rippleでは理想の素材を追い求め、東京都墨田区のタンナーさんのご協力によりオリジナルの革を開発しています。
この素材により、日本の原皮を使用し、日本のタンナーで鞣された革を使い、日本の職人が日本で製作する純国産、MADE IN TOKYOの商品を展開する事ができます。

m.rippleの設計では形を決めてしまう構造ではなく、革が持つ「張り」「しなやかさ」を革自体の重さや荷物の重さを利用する事で、自然に発生するフォルムを美しく引き出す為のラインをパターンに落とし込んでいます。
革に重力がはたらく事で完成する、自然現象を利用したシルエットをデザインしています。







〜m.ripple〜
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